こんにちは、新人ナースの味方@はるかです。
こんな風に思っていませんか?
今回の記事では、
・経験が浅くても転職先は見つかるの?
・転職成功のコツや1年目におススメの転職先は?
・1年目で転職するデメリットや注意点は?
・実際に1年目で転職した人の話が聞きたい
などなど、『看護師1年目で転職したい』あなたの悩みや疑問にすべてお答えしていきます。
✔ 本記事の信ぴょう性
目次
①看護師1年目でも
転職できる!
※Twitterでは90%が辞めたいと回答
※LINE@では73%が辞めたいと回答
ほとんどの新人ナースが『看護師辞めたい』と回答しています。
また、日本看護協会が調査した結果、2019年の新人ナースの離職率は8.6%
参考サイト:https://www.nurse.or.jp/up_pdf/20210326145700_f.pdf
つまり、看護師1年目で転職したい!と思っているのはあなただけではなく、実際に転職に成功している人も多くいるということです。
②看護師1年目でも
転職できる3つの理由
②雇いたい思われる人材であれば、経験年数は関係ない
③実際に看護師1年目で転職し、楽しく働いている人がいるから
理由①病院以外にも働く場所はある
理由②雇いたいと思われる人材であれば経験年数は関係ない
『あなたこそが求める人材だ!』と採用担当者に思われるよう、自分の魅力をアピールすることができれば経験年数に関係なく採用してもらえます。たとえば
というように、採用担当者が感じていれば、採用してもらえる可能性が高いです。
つまり、希望の職場への転職を成功させるには
✔転職サイトに登録→サポートを受け、書類作成や面接対策を行う
理由③実際に看護師1年目で転職し、楽しく働いている人がいるから
私の同期も看護師1年目で転職した人がいるのですが、転職した先で現在も(3年経過)楽しく働います。
また、今回アンケートに協力してくれた22名の先輩ナースたちも『1年未満でも転職してよかった』と言っている人がほとんどです。
③看護師1年目で転職すべき
なのはどんな人?
こんな風に迷っているあなたへ。
まずは以下に自分が当てはまるかcheckしてみてください▼
✔心身の健康が保てなくなった
✔他にどうしてもやりたいことがある
✔今後も解決しない問題がストレス
これらに当てはまる人は『看護師1年目でも転職した方いい』と言えるでしょう。
理由を詳しく説明します♪
✔心身の健康が保てなくなった
など、さまざまな要因から、体調を崩してしまう新人ナースは多いです。
特に適応障害や鬱病などの精神疾患、円形脱毛症、メニエール病などを患ってしまう人も少なくありません。
このような場合は、無理せず自分自身の体調を整えるのが最優先です。
自分自身を犠牲にしてまで働くべき職場はどこにもありません。
今の職場で働くことで、心身の健康が保てない場合は『看護師1年目でも転職すべき』と言えます。
✔他にどうしても
やりたいことがある
このように、転職することで自分のやりたいことが叶えられる場合は転職してもいいでしょう。
なので、どうしても早く転職したい場合を除いては、看護師1年目で転職するよりも2~3年目で転職することをおススメします。
✔今後も解決しない問題がストレス
このように看護師1年目に限らず、これから先も解決しない問題がストレスになっているのであれば、早めに見切りを付けて退職してもいいかもしれません。
ただ、私が新卒で勤めていた病院はブラックで離職率が非常に高かったのですが『技術力をつけるために2年目まで頑張る!』という人の方が多かったですね。
私の同期は1年目で退職した人が1人、残りの4人は2年目で退職しました。
④看護師1年目で転職する
3つのデメリットと注意点
1.転職に不利
2.転職を繰り返す可能性がある
3.技術力が十分に身につかないするメリット
実際に1年目で転職した看護師22名のアンケートではこのような結果になりました。
※看護師22名にwebアンケート実施。複数回答可。
①転職に不利
転職先にもよりますが、看護師1年目での転職は臨床経験が少ないため、不利になってしまうのは事実です。
技術力が高い人を採用したいのは当然ですからね。
退職までの期間が短いと『またすぐに辞めるのでは?』というマイナスな印象を与えてしまうこともあります。
②転職を繰り返す可能性がある
転職のときに『なぜ、現職を辞めたいのか?』『自分にはどんな職場があっているか?』などを自己分析せず転職した場合、同じ失敗を繰り返してしまうかもしれません。
などの理由だと、どの職場に行っても続かないことが多いです。
どんな仕事も最初はできなくて当然ですし、組織の中では全員と気が合うということはなく、一人や二人は苦手な人がいるものです。
③技術が十分に身につかない
看護師1年目で転職する場合、点滴などの基本的な看護技術が十分に身についていないことが多いです。
看護技術が身についていない状態で教育体制が整っていない職場に転職すると大変な思いをしてしまいます。
⑤看護師1年目で転職する
2つのメリット
1.体調が回復する
2.ストレスから解放される
実際に1年目で転職した看護師22名のアンケートではこのような結果になりました。
※看護師22名にwebアンケート実施。複数回答可。
①体調が回復する
うつ病や適応障害、めまいなどの体調不良が原因で退職した場合、それがよくなることが何よりも代えがたいメリットです。
自分自身の体調が最優先ですから、何よりも大事にすべきポイントですよね。
②ストレスから解放される
✔労働環境が悪かった
など、どんな理由で転職したにせよ、ストレスが軽減したのなら転職は成功!と思えるでしょう。
⑥【体験談】転職する際に
後悔したこと3選
そこで、看護師1年目で転職した先輩ナースたちに転職のときに後悔したことについてインタビューしました!
2.最低限のお金を貯めていなかった
3.退職後に転職活動を始めた
1.自己分析ができていなかった
1年目で退職した22名の看護師へのインタビュー
2.最低限のお金を
貯めていなかった
3.退職後に転職活動を始めた
⑦後悔したくない!
退職前にすべき3つのこと
看護師1年目で転職を考えているあなたに最低限すべきことを3つお伝えします!
- 自己分析をしっかりする
- 最低限の生活費を確保する
- 転職サイトに登録し、情報収集する
詳しくみていきましょう。
1.自己分析をしっかりする
などと、自分と向き合うことは転職を成功のためにとても大切です。
転職を繰り返してしまうでしょう。
誰かに相談することで、自分を客観視し、違う角度から物事を考えることができます。
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2.最低限の生活費を確保する
2021年5月11日に公開された総務省「家計調査 家系収支編 2021年1月~3月」の最新データによると
~34歳までの男性:13万3644円
あなたは食費・家賃・光熱費・税金など...生活のために最低限、いくら必要ですか?まずは計算してみましょう。
退職後すぐに転職先が見つからなかった場合や体調不良でしばらく働けなくなった場合、給料はもらえません。
そうなると、生活が苦しくなってしまいます💦
✔転職先が見つからなければ、派遣で生活費は稼ごう!
✔失業保険はいくらもらえるのか知っておこう!
など、最低限の生活費をどう確保するのかを考えておくことでお金の心配は少なくなります。
現在、寮に入っていて引っ越しが必要な場合、引っ越し費用も確保しておきましょう。
3 .転職サイトや派遣サイトに登録し
転職先を見つけておく
「新卒の採用なし」「臨床経験3年以上」というように、新卒の採用を行っていないところも。つまり、看護師1年目の転職は難易度が高くなってしまいます。
後悔しないためにも
⑧看護師1年目におススメ
転職サイトBest3
上記3つの看護師転職サイトは、どれもサポートが充実しています。
『これから転職したい』と思っているのであればまずは上記3つのサイトを登録しましょう✨
👑1位:看護師のお仕事
\求人数は業界トップレベル/
②サポートが丁寧で手厚く、現職の退職相談や転職後のアフターサポートも充実
③現場のリアルな情報を把握。内部事情を踏まえた提案をしてくれる!
キャリアアドバイザーは直接、病院や施設などを訪問して取材(年間4000回以上)をしており、現場のリアルな内部事情にとても詳しいのも魅力。
『長く働ける』をモットーに求人紹介だけでなくアフターサポートも充実。LINEで気軽に相談できる点も魅力的です。
こんな人におすすめ
- できるだけたくさん求人が見たい
- リアルな内部情報を知りたい
- 気軽に求人を探したい
②求人が出てない医療機関への逆指名や、非公開の求人を紹介してもらえる
③ブランクのある看護師の職場復帰にも力を注いでいる
『いずれ転職するかも』『転職するか悩んでいる』という方も気軽に、情報収集を目的とした登録も可能です。
まだ、転職を悩んでいる看護師1年目のあなたにはぴったりのサイトです♪
こんな人におすすめ
- ここで働きたい!という希望がある
- 転職活動をする時間がとれない
- まずは情報収集だけでもしたい
一般公開されていない求人は、質の高い傾向にあるため、キャリアや年収アップを狙っている人は、非公開求人の情報は得ておきましょう。
他の転職サイトと併用して、転職先を探してみるといいですよ。
また、利用満足度は96.8%(ナースジョブ調べ)安心して利用できるます♪
こんな人におすすめ
- 非公開の求人を知りたい
- 転職したい地方在住の方
- 何となく転職を考えている
⑨転職サイト登録の流れ
step1:看護師転職サイトに登録
まずは看護師向け転職サイトに登録しましょう。簡単なフォームに入力するだけなのでたった数分で登録は完了します。
step2:担当者と面談・求人紹介
看護師転職サイトに登録すると、担当者が連絡をしてくれます。スケジュール調整の上、対面もしくはWEB・電話で面談を行います。
ここで希望する転職時期や希望条件など、あなたの意見をしっかり伝えましょう。
希望に合った求人を紹介してくれます。
step3:履歴書の作成
希望条件に合った求人が見つかったら、履歴書と職務経歴書などの応募書類を作成していきます。
step4:履歴書添削、応募
履歴書と職務経歴書が書けたら、担当者にチェックしてもらいましょう。
完成したら、応募します。
step5:書類選考と面接対策
書類選考が通ったら、次は面接です。転職サイトによっては面接対策も行ってくれますよ!
step6:面接
日程調節をした上で面接を行います。
その際に職場見学できる職場もあります。
step7:内定
担当者から電話かメールで合否の連絡がきます。
もし、退職を現職に伝えておらず『退職しづらい』などの悩みがあれば、転職サイトの担当者に一度相談してみましょう。
退職手続きのサポートをしてくれる転職サイトも多いですよ♪
step8:入職・アフターサポート
転職サイトによっては入職した後もアフターサポートを受けることができます。
私は転職後に担当者から頻繁に連絡をもらい、困ったことを相談してました。
⑩看護師1年目で転職に成功する
7つのコツ
①退職理由を分析する
②自己分析を行う
③転職サイトに登録してサポートを受ける
④自分主体で行う
⑤退職理由をネガティブに言わない
⑥自分のアピールポイントを見つける
⑦自分がどこまでできるか伝える
①退職理由を分析する
『なぜ、現職を辞めたいのか?』を理解していないと、転職しても同じ失敗を繰り返してしまうかもしれません。
など、今の環境や自分と向き合って、退職したい理由を明確にしておきましょう。
転職先を見つける上でも大事な要素になります!
②自己分析を行う
『自分がやりたいことはなにか?』『どんな仕事が向いているのか?』など、自分自身と向き合うことは『後悔のない転職をする』ために非常に大切です。
看護師1年未満での転職は初めての方がほとんどだと思います。
そのため、自己流で履歴書を書いたり、面接をするのではなく、希望の職場の裏情報や求める人材などを把握した上で転職の対策を立てることが転職への成功のカギになります。
臨床経験が浅い1年目の場合、経歴ではアピールできないため、履歴書や面接時の受け答えなどが特に大事になります。添削や面接対策をしてくれる転職エージェントだと安心です。
④自分主体で行う
転職サイトに登録して、サポートを受けながら転職活動を進めることが転職成功のために大事!ですが、人にまかせっきりでは、進められるがままに転職しては、理想の職場に勤めることはできません。
転職サイトの担当者によっては、自分の営業ノルマのことばかり考えて、あなたの理想に反する職場を紹介したり、内部事情はブラックなのに勧めてきたりすることもあります💦
⑤退職理由をネガティブに言わない
看護師1年目での転職の場合、必ずと言っていいほど前職の退職理由を聞かれるでしょう。
そんなときに『先輩が厳しかったから』『勤務時間が長かったから』などのネガティブな理由を答えるのはマイナスの印象になってしまいます💦
⑥自分のアピールポイントを見つける
落ち着きがない→行動力がある
マイペース→落ち着いている
一人で抱え込む→責任感が強い
飽きっぽい→好奇心旺盛
意見を言えない→協調性がある
など、自分では短所だと思っていることが長所だったりします。自分で長所がわからなければ、家族や友人、恋人などに聞いてみましょう。
⑦自分がどこまでできるか伝える
オンコールの頻度はステーションによって異なるので、転職する前に確認しておきましょう。
⑪看護師1年目におススメ
転職先5選
②デイサービス
③訪問看護
④クリニック
⑤美容クリニック
それぞれを詳しくみていきます。
①総合病院
●看護師としてのスキルを身につけたい
●総合的にさまざまな科を学びたい
●幅広い医療に関わりたい
●福利厚生や給与を重視したい
総合病院で働くメリット・デメリットをみていきましょう。
総合病院のメリット
2.幅広い医療に関われる
3.さまざまな科を総合的に学べる
4.福利厚生や給与が好待遇
5.教育体制が整っている
一つずつ詳しくみていきます。
【メリット1】スキルが身につく
大学病院のように研修医がたくさんいるわけではないので、採血や点滴、簡単な処置は看護師が行うことが多く、看護師としてのスキルを身につけることができます。
【メリット2】幅広い医療に関われる
総合病院の中には一般急性期病棟、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟、療養病棟などと、異なる機能の病床を有するところもあるため、幅広い医療に関わることができます。
病院によっても違いがあるので、自分の興味のある医療に携われるところに転職しましょう。
【メリット3】
さまざまな科を総合的に学べる
その名の通り総合的に様々な病棟を学ぶチャンスがあります。
看護師1年目では自分がどの分野に興味があるかわからないこともあると思います。まずは、さまざまな科を経験して自分の分野を探すのも一つの手です。
また、若いときに様々な科を経験しておくと、今後の転職にも有利です。
【メリット4】教育体制が整っている
総合病院では、教育プログラムが充実しているところが多いため、看護師1年目でまだ十分が技術が身についてない段階での転職も安心です。
【メリット5】福利厚生や給与が好待遇
地域の医療を担っているような総合病院は規模が大きいため、給与や福利厚生は他と比べて好待遇なことが多いです。
夜勤手当が付くことで給与も高くなります。
総合病院のデメリット
2.夜勤が体力的にきつい
【デメリット1】
希望の科に配属されるとは限らない
幅広い医療に対応している総合病院は職員が多いため、希望の科に配属されるとは限りません。
特定の分野のみで働きたい場合は希望通りにいかないことが多いでしょう。
【デメリット2】夜勤が体力的にきつい
総合病院は規模が大きいため、比較的好待遇とはお伝えしましたが、夜勤手当があるために給与水準が高いと言えます。
★総合病院に転職した
先輩にインタビュー
②デイサービス
●病棟から離れたい
●ゆっくり働きたい
●プライベートを充実させたい
●心も体も疲れた
デイサービスで働くメリット・デメリットをみていきましょう。
デイサービスのメリット
2.業務内容が簡単
3.体力的にも精神的にも負担が軽減
4. 利用者さんとゆっくり関われる
【メリット1】
定時で帰れるためプライベートが充実
利用者さんの利用時間が決まっているため、基本的に残業はありません。
デイサービスは17時前後が定時のところが多いため、仕事終わりに充実した時間を過ごすことができます。
【メリット2】業務内容が簡単
デイサービスにも一日利用の認知症型や総合型、半日利用のリハビリ型など種類はありますが、難しい医療行為は行いません。
バイタル測定や軟膏処置、食事介助や口腔ケア、与薬など看護師1年目で転職したとしても高い技術力は求められません。
【メリット3】
精神的にも肉体的にも負担が軽減
急性期病院では、緊急入院や手術、夜勤などで体力的にかなり疲れます。また、忙しさや人間関係などで精神的にも疲弊してしまう人も多いでしょう。
ですが、デイサービスは業務の負担も少なく、精神的にあまり疲れません。看護師1人体制が多いので、看護師特有の女社会というものはないですよ。
【メリット4】
利用者さんとゆっくり関われる
利用者さんは曜日固定で来られます。そのため、同じ曜日に出勤すると、決まった利用者さんのケアをするため一人一人に寄り添い看護することができます。
デイサービスのデメリット
2.給与水準が低い
【デメリット1】
スキルが身につかない
デイサービスでは点滴、注射などの医療行為はありません。看護師としてのスキルは身につかないどころかブランクになってしまうでしょう。
【デメリット2】給与水準が低い
夜勤がなく、業務内容もあまり負担がないため、他の業務形態に比べて給与水準は低い傾向にあります。ただ、業務内容を考えると十分な給料と言えるでしょう。
★デイサービスに転職した
先輩にインタビュー
看護師以外の仕事をしたいと思っていたため、スキルは必要はないデイサービスを選びました。17時が定時で、疲れもあまりなかったため、プライベートが充実していました。
認知症型デイサービスの業務はバイタル測定やレクリエーションの見守りで、退屈な時間が多いため暇疲れすることや、こんなにラクでいいのかなぁと思うことが多かったです。
病棟勤務に疲れた新人ナースにはいいかもしれません。
③訪問看護
●地域医療に興味がある
●夜勤がなくても給与が高い
●子育てしながら働きたい
訪問看護のメリット
2.夜勤がなくても給与水準が高い
3.キャリアアップができる
一つずつ詳しくみていきます。
【メリット1】
一人一人の患者さんに寄り添える
訪問看護では、利用者さん一人一人の生活に寄り添い、向き合う看護ができます。
急性期で慌ただしく業務に追われる看護に疑問を感じている方ならやりがいも大きいはず。
【メリット2】
夜勤がなくても給与水準が高い
夜勤がないわりに給与が高いのも大きなメリットです。
訪問看護師の平均年収は約430万円。看護師全体の平均年収が約480万円ですから、夜勤がないことを考えると好待遇と言えるでしょう。
【メリット3】
キャリアアップができる
高齢化よって、訪問看護のニーズが伸び続けているため、訪問看護師は貴重な存在です。
訪問看護師の経験は看護師のキャリアにとって強みになるでしょう。
訪問看護のデメリット
2.オンコールがある
3.スキルが鈍る
4.教育プログラムがない
【デメリット1】現場で一人が不安
訪問看護師は、基本的に1人で利用者さんの自宅を訪問します。傍に先輩がいないので1人で判断し、行動しなければなりません。
高いアセスメント力が求めるため、看護師1年目での転職の場合不安になることも多いと思います。
ただ、現場で不安なことがあれば、電話やチャットですぐに先輩ナースや管理者に相談できるフォロー体制を整えているところも多いですよ。
【デメリット2】オンコールがある
訪問看護には夜間の急変に対応するためのオンコールがあります。
【デメリット3】スキルが鈍る
訪問看護は症状の落ち着いた利用者さんが多いため、高度な医療処置はあまり行いません。
中には高度な処置が必要な方もいますが、訪問看護師は療養の世話などのケアが多くなります。
そのため、処置スキルが鈍ってしまうでしょう。
【デメリット4】
教育プログラムがない
小規模なステーションが多いため、教育体制が整っておらず、決まった教育プログラムがないところもあります。
実践を通じて教育していくことが多いです。
★訪問看護師に転職した
先輩ナースにインタビュー
業務をこなしていくだけの看護に疲れ、訪問看護に転職しました。
看護師1年目で十分にスキルが身についていない状態だったため、一人で訪問するのには不安がありましたが、最初は先輩と一緒に訪問したり、一人で困ったときにはすぐに電話で相談することができたので、安心できました。
一人一人とじっくり向き合うことができ、私の求めていた看護ができています。私は自転車で訪問しているので、そこは体力が必要かもしれません。
④クリニック
●家庭との両立をさせたい
●プライベートを充実させたい
クリニックのメリット
2.家から近い職場を探しやすい
3.家庭との両立がしやすい
一つずつ詳しくみていきます。
【メリット1】
特定の分野の専門性を高められる
皮膚科、整形外科、精神科など...興味のある分野を詳しく学ぶことができます。
私もクリニックで働いた経験があるのですが、色んな症例をみれることが最大のメリットだと思います。
【メリット2】
家から近い職場を探しやすい
クリニックは各地にあるため、自宅から近い場所を探すことができます。電車通勤が不要であれば、通勤のストレスも減るでしょう。
【メリット3】
家庭との両立がしやすい
クリニックの診察日、診察時間は決まっているため、家庭との両立がしやすいです。閉院まぎわに患者さんが来院すると、残業することはあるようです。
クリニックのデメリット
2.給料水準が低い
3.教育体制が整っていない
【デメリット1】急な休みがとりづらい
クリニックの規模にもよりますが、基本的に看護師は1~2人体制の場合が多いです。そのため、診療日は出勤する必要があり融通はききにくいでしょう。
平日に1日と日曜・祝日などに固定休みのところが多いです。
【デメリット2】給料水準が低い
夜勤がないため、他の勤務形態に比べて給与水準は低い傾向にあります。
【デメリット3】
教育体制が整っていない
クリニックは教育プログラムがないところがほとんどで、実践しながら覚えていくことになります。
一緒に働く看護師にもよりますが、わからないことはその都度先輩が教えてくれるため安心です。
★クリニックに転職した
先輩にインタビュー
皮膚科に興味があり、その分野を深めたくて皮膚科に転職しました。今では10年以上勤めています。
転職初日から診察の補助に入りましたが、やっているうちに少しずつ覚えていきました。常勤の看護師は2人なので、急な休みはとりにくいですが、パートさんもいるので割と融通はききます。
⑤美容クリニック
●自分も患者さんも綺麗にしたい
●夜勤なしで給与をアップさせたい
●営業、接客スキルを身につけたい
美容クリニックのメリット
2.美容施術や物販の社割が受けられる
3.夜勤なしで給与が高い
一つずつ詳しくみていきます。
【メリット1】
働きながら綺麗になれる
美容クリニックで働く人は美容が好きな人なので、働きながら美容の知識を深められるのが最大の魅力です。
【メリット2】
美容施術や物販の社割が受けられる
クリニックにもよりますが、脱毛などの美容施術や化粧品などの物販が社割で受けれることは美容好きのナースには嬉しいポイントです。
勤務中に練習台として、無料で施術を受けれる場合もありますよ。
【メリット3】
夜勤なしで給与水準が高い
美容クリニックは夜勤なしでも給与が高いのが特徴です。
クリニックによってはインセンティブがあるので、売り上げによって基本給にプラスして報酬が払われるところもありますよ。
美容クリニックのデメリット
2.ノルマがあるところも
3.GWや年末年始が忙しい
【デメリット1】処置のスキルが鈍る
美容点滴や採血、オペ介助をすることはありますが、そのほかの看護技術は身につきません。
もし、看護師としてのスキルが鈍ることが気になるのなら、美容は不向きかもしれません。
ただ、簡単な処置しか行わないため、看護師1年目での転職もあまり心配はありませんよ♪
【デメリット2】ノルマがあるところも
クリニックによっては、販売する化粧品やサプリメントなどにノルマが課される場合もあります。
自身の頑張りが評価されることはメリットでありますが、人によってはプレッシャーになることも。
その場合はノルマが設定されていないクリニックを選びましょう。
【デメリット3】GWや年末年始が忙しい
特に外科がある美容クリックでは、ゴールデンウイークや年末年始、土日が繫忙期になります。
美容クリニックは世間がお休みのときが忙しい傾向にあります。
★美容クリニックに転職した
先輩にインタビュー
美容皮膚科に勤めています。私は1年目で退職して、再就職まで5カ月ほど期間が空きました。
不安は大きかったのですが、技術の習得も先輩が丁寧に教えてくれたため、安心できました。
元々美容がとても好きだったので、日々の勉強が楽しくて、毎日が充実しています。空き時間にはスタッフと美容の話で盛り上がっています。
美容施術や物販の割引は嬉しいです。
⑫退職前にできる3つのこと
1.先輩や師長に相談する
2.なぜ辞めたいのか?理由を明確にする
3.その上で辞めるべきなのか考える
1.先輩や師長に相談する
『仕事についていけない』『先輩との関係が上手くいかない』『体調を崩している』など、師長や先輩に相談してみましょう。
悩みを先輩や管理者に打ち明けることで
✔受け持ちの数を減らす
など、あなたの負担を軽減するために動いてくれるかもしれません♪
2.なぜ辞めたいのか?
理由を明確にする
3.相談→自己分析した上で
辞めるべきか考える
先輩や師長に相談し、辞めたい理由を明確にした上で、『転職すべきだ』と思った場合は自分の気持ちに素直に、転職成功に向けて行動しましょう。
【最後に】
一番大切なのは自分の気持ち
ここまで、看護師1年目で転職するメリット・デメリットをお伝えしてきました。
様々な意見がありますが、これが全てではありません。
あなたが本当はどうしたいか?です。
もしかしたら、周りからは「1年目で退職なんて早すぎる」「もう少し頑張った方がいい」などと言われるかもしれません。
誰かの意見に左右されて決めた決断だときっと、後悔することになるでしょう。
自分の気持ちを信じて決断すれば、どんな結果であれ納得できるはずです。
あなたには輝く未来が待っています。
あなたの決断が悔いのないものになり、笑顔を絶えない日々を送れますように。