こんにちは、新人ナースの味方@はるかです。
『看護師辞めたい』『転職したい』『もう耐えられない』と思いながらも…
✔奨学金を借りているし、辞められない
✔たった1年で辞めたら転職に困るから、できれば続けたい
✔辞めずにこの悩みを解決できたらな…
✔でも、辞めるしか解決法はないのかも…
こんな風に考えているあなた
ちょっと待ってください!
今の悩みや不安は、ほんの少し行動や考え方を変えるだけで解決するかもしれません。
つまり、『今の職場を辞めなくても』あなたの辛さは軽減するということです。
✔ この記事を最後まで読むと
✔ 本記事の信ぴょう性
今回の記事は
◎Twitterで161人の新人ナースにアンケート
◎LINE@で56人の新人ナースにアンケート
を元に作成してます
◎私を含め3名の現役看護師の経験や意見を踏まえてお伝えしてます。
✔ 読者さんへメッセージ
私も1年目の最初は「辞めたいな」「転職したいな」と思っていました。
でも、自分の考え方や行動を思考錯誤したことで変わることができ、きついながらも楽しく1年目を上手く乗り越えられたんです!
そんな私の経験が少しあなたのお役にたてれば、と想い記事を執筆します。
それでは、さっそく見ていきましょう。
※すでに辞めることを決めた方は以下の記事を参考にしてください!
目次
①看護師1年目が辞めたい理由
ベスト3は?
新人ナース217人にアンケート調査をした結果…入職して8月の時点で
※Twitterでは90%が辞めたいと回答
※LINE@では73%が辞めたいと回答
なぜ辞めたいのか?をさらに詳しく調査した結果
2位:過酷な労働環境
3位:先輩との人間関係が辛い
という順位になりました!
あなたにも当てはまっていませんか?
では、早速1位~3位の具体的な解決方法をみていきましょう!
★3位:『先輩との人間関係が辛い』を
解決する3つの重要テクニック
1:正直に『わからない』と言う
2:元気な挨拶と素直な返事
3:怒られた内容にとらわれず指導された内容を受け入れる
これらについて詳しく説明していきます!
1.わからないことは
正直に『わからない』と言う
<<怒られるのが怖くてわかったふりをした>>
知ったかぶりをすることはその場しのぎにはなるかもしれません。
しかし、最終的にあなたが損します。
⇒知ったかぶりがバレる
⇒一緒に働きたくない人の特徴
⇒余計に怒られる
⇒印象が悪くなる
わかっているふりして何となく仕事
⇒知識がつかない
⇒いつまで経っても成長しない
そして、伝え方を工夫すれば先輩に怒られることなく、積極性をアピールすることもできます。
✔ わからないときの先輩への伝え方
このstepが大切。具体例をみていきましょう。
例1)血圧が高いとなんでダメ?根拠は?と聞かれて答えられないとき
step1(謝る)
⇒『勉強不足で申し訳ありません』
step2(改善策)
⇒『もう一度勉強して、報告させてください』
例2)一度教えてもらった手技の手順を忘れたとき
step1(謝る)
⇒『この前見学させていただいたのですが、すみません』
step2(改善策)
⇒『不安なのでもう一度手順を確認させていただけませんか?』
✅自分で調べた上で先輩に確認する
✅聞かれる前に疑問があれば自ら質問する
と先輩からの印象が良くなります✨
このときハキハキ伝えることが超大事です。
このように『わからない』と正直に伝えることで
・積極的で好印象
・確実に知識が増え成長できる
良いこと尽くしなわけです。
そして、先輩は基本的に頼られるのが好き。わからないときは積極的に質問しましょう♪
※もちろん、何でも聞くのはだめ。先輩は忙しいので自分で調べることが最優先です。
2.元気な挨拶と素直な返事
現役看護師32人に『一緒に働きたい1年目』の特徴は?と調査すると…
2位:挨拶ができる(12人)
3位:積極的に学ぶ姿勢がある(6人)
という結果になりました!看護師4年目の私もこの意見は本当に共感できます。
これらは意識すれば誰でもできることですよね。
やらない手はない!明日から実践しましょう。
3:怒られた内容にとらわれず
指導された内容を受け入れる
・怒られることが恐い
誰しも怒られるのは嫌いなはずです。
そうは言っても、新人のうちはどうしても怒られることが多いです。
②命に関わる現場だから厳しさが必要
③成長してほしいと期待している
このような理由からです。つまり、1年目で怒られるのは当然のこと。
なので、怒られること自体を怖がっていたら、この1年間はかなり憂鬱で辛いものになってしまうでしょう。
そうならないためにはほんの少し捉え方を変える必要があります。
✔ほんの少し捉え方を変えてみると…?
怒られることは一見ネガティブなこと。
では、考え方を変えてみるとどうでしょう?
怒るにはかなりのエネルギーを使うし、後輩から嫌われる可能性もある...怒りたい人はいません。
それでも、あなたを期待して成長してほしいと思い叱ってくれる先輩、実は後輩想いで優しい人かもしれません。
どうでもいいと思っている人には怒りません。
そう考えると怒られることは決して悪いことばかりではないですよね。
『自分のために怒ってくれている』と思えたら、気持ちが楽になるはずです。
そして、怒られるのは知識不足やインシデントなどあなたに原因があるのだと思います。それなら
内容に目を向けてみてください
そうすると怒られたことにとらわれて、辛い思いをすることは少なくなり、あなたの成長に繋がります。
たとえミスをして先輩に怒られても、悲観せずに次の成長に繋げればそれでいいんですよ。
前を向いていきましょう!
★2位:過酷な労働環境を
解決する重要テクニック
サービス残業や勤務時間の長さなど、過酷な労働環境が辛くて『辞めたい』と回答した新人ナースが多くいました。
病院が定めた基準を私が変えることはできません。
しかし、できるだけ労働時間を短くする方法はあります。そのための方法はたった一つ。
『そんなのわかっていても無理』
『私の病棟忙しいから無理』
本当にそうですしょうか?もちろん、急変対応や急患などで仕方のないことも多々あります。
でも、私はそうは思いません。残業を減らして、今の辛さを解決することはできます!
2仲間と協力する
3仕事の効率化
ズバリ、この3つです。
私自身、大学病院にいたときは仲間と協力していました。みんなで頭と体を使い、工夫することで本当に早く帰れるんです!
特に動きが早く、協力的なメンバーが集まった夜勤は本当に仕事の進みが早くなります。
残業を減らすことで毎日の負担が軽減し、プライベートも充実するため良いこと尽くしです。
このために必要なのは
・まずは仕事を早く覚えること
つまり『看護師を辞めたい理由』の1位と3位を解決することが最優先!これが労働環境の辛さの解決に繋がります。
なので、まずはこの記事で『仕事のできなさ』『先輩との関係』を解決してくださいね。
※職場の勤務時間に不満がある(夜勤は嫌など)場合は、転職するしかないです。
以下の記事をご覧ください⇓
★1位:仕事のできなさ、覚えの遅さ
を解決する3つの重要テクニック
2カンペ用メモ帳を作る
3始業前に一日の計画を立てる
この3つができれば、あなたは覚えが早くなり、仕事ができるようになります。
詳しく説明していきます。
1.とにかく100%メモをとる
まず、念頭に置いてほしいこと。それは
ということです。エビングハウスの忘却曲線をご覧ください⇓⇓
※引用サイト:https://trinity.jp/118843/
人間は1日後に74%のことを忘れる。
つまり、先輩に何度教わっても忘れてしまうのは、あなたが悪いのではなく当然のことです。
メモを取らずに頭中だけで記憶しようとすることは不可能。ましてや、一回だけで覚えることなんてできません。
先輩から教わったこと、一度見学した手技など…忘れないためには
この時点では殴り書きで構いません。
※先輩が同期に教えていること、先輩同士の会話、先生の発言などで知らなかったことは積極的にメモをとってみて。教わらなくても、知識を増やすことができます。
積極的に学ぶと成長が格段に早くなります。
2.カンペ用のメモ帳を作る
1で殴り書きしたメモをカンペ用のメモ帳に移しましょう。カンペがあなたを救ってくれます。
エビングハウスの忘却曲線もお伝えした通り、人間は忘れる生き物。メモしただけでは忘れます。
・ケアに必要な物品
・手順
・注意事項
・薬や病態 などなど
業務中にわからなくて困るものは、メモ帳にまとめておくと
3.始業前に一日の計画を立てる
実際に私はこんな感じで計画を立ててました。
※①~⑦の番号は患者さんの名前のかわり
それに、次に何をすべきかわかるので、何度もナースステーションに物品をとりに行かなくても、あらかじめ用意することができるのです。
私の病院では、新人に限らず先輩たちもこのように時間軸で計画を立てていましたよ♪
※もちろん、計画通りにいかないことが多いので、臨機応変に対応してくださいね。
~最後に~
ここまで、現役看護師たちが1年目の時に試行錯誤して行きついた考え方や、先輩になってから後輩をみたときにこうしたらいいなと思ったことをお伝えしました。
これらを実践することであなたの悩みや不安が軽減すると自信を持って言えます。
ですが、記事を読んだだけでは、現状は変わりません。
何より大事なのは行動することです。この記事を読んで、行動したあなたのストレスが少しでも軽減し、笑顔溢れる毎日が送れることを願っています。
※ここまで読んでも『辞めたい』『転職したい』と思っている方は以下の記事を参考にしてください。