こんにちは、新人ナースの味方@はるかです。
看護師として働きはじめたばかりの新人ナースの皆さんは初任給や基本給などの金銭面も気になりますよね。
そこで看護師4年目の私が新卒看護師の初任給の平均額や手取り額などの最新データをまとめてお伝えします。
✔ 本記事の信ぴょう性
今回の記事は
それでは、見ていきましょう。
★2021年最新版
看護師1年目の初任給
日本看護協会が2021年4月に公表した「2020年病院看護実態調査」によると
(うち基本給20万8918円)
専門学校卒:平均26万2277円
(うち基本給20万2289円)
※給与総額は夜勤手当や各種手当も含む
初任給を比べると、大卒のほうがやや高めです。
基本給で6629円、給与総額で8015円の差があります。
★看護師1年目:初任給の手取り額は?
17万~20万
先ほど解説した初任給の平均額は、所得税や社会保険料が引かれる前の「額面」の給与額です。
また、日本看護協会が調査した初任給には、夜勤手当が含まれています。(3交代で8回分、2交代で4回分)
つまり、夜勤が始まる前の日勤のみの時期は
額面の給料:21万~23万円
手取り額:17万~20万円
になるでしょう。
私は新卒で都内の大学病院に勤めていたのですが、初任給の手取り額は18万とかなり低所得で驚きました💦
※4月は満額支給されない場合も
4月に初めて振り込まれた金額があまりに少なくて、ガッカリしてしまう方も多いかもしれません。
それは4月は満額の給料が支給されない場合があるからです。
勤務先によって、前月11日~当月10日の給料を月末に振り込む、といった給料の「締日」があります。
仮に締日が毎月10日だった場合、4月1日に入職した新人看護師は「4月10日までに勤務した日数分」しか振り込まれないことになります。
私の勤務先は5月に初任給が振り込まれたため、4月は給料なしでした!
そうなると困ってしまうので最低限の生活ができるよう学生時代に貯金しておくべきだと言えます。
★初任給にも地域差がある
看護師の給料には地域差があります。
首都圏などの都市部で高く、東北・四国・九州地方は低い傾向にあります。
看護師の初任給(給与総額)平均額トップ5
都道府県 | 【専門卒】初任給の平均額 | 【大卒】初任給の平均額 |
---|---|---|
千葉 | 28.9万円 | 29.7万円 |
東京 | 28.5万円 | 29.2万円 |
大阪 | 28.2万円 | 28.9万円 |
神奈川 | 28.1万円 | 28.8万円 |
静岡 | 27.6万円 | 28.6万円 |
また、病院の規模別に見ると規模が大きいほど新卒看護師の平均初任給は高い傾向があります。
★夜勤が始まったら
給料は増える?
新人ナースも夜勤が増えると給料も増えます。
3交代:準夜勤4,154円
深夜勤5,122円
~最後に~
看護師の給与は高水準と言われていますが、それは夜勤手当が含まれているからです。
看護師1年目の最初の時期は夜勤手当が付かないため、思っていたより少ないと感じることでしょう。
また、勤務先によって資格手当や家賃補助などが支給されるかによっても違いがあります。それでも、学生時代にはもらえかった額のお給料が支給されるので、給料で自分の趣味を充実させることができます。
毎日大変な看護師1年目の時期だからこそ、お給料の使い道をしっかり考えて、毎日を充実させる使い方をしたいですね。